悪質業者が探偵にいるって本当ですか?
残念ながら探偵業界に悪質業者は存在します。悪質業者の手口はどんなものなのか、引っかからないためにできる対策と併せて解説していきましょう。

残念な話ではありますが、いまだに探偵業界に悪質業者は存在します。

昔は誰でも探偵を名乗ることができたため、悪質業者が蔓延していました。

しかし、2007年6月に施行された探偵業法により、探偵業務を行うにあたって届出義務が課されるようになり、悪質業者の数はずいぶん減ったといえます。
法に反する営業を行えば届出が取り消され、探偵業務を続けられないゆえです。

それにも関わらず、法の目を潜り抜けて悪質な営業や調査をしている業者は少なからずあります。

では、悪質業者は一体どういう手口を使っているのでしょうか?
どうすれば悪質業者の手口に引っかからず、真っ当な興信所を選ぶことができるのでしょうか?

今日は悪質業者の手口と、引っかからないための対策について解説していきます。


悪質業者の手口とは?

悪質業者の代表的な手口としては、以下のようなものが挙げられます。

1.強引に契約させようとする。依頼者に判断の余地を与えない。
(例「早く調査しないと間に合わないですよ」「他の興信所・探偵社でもこのぐらいの値段ですよ」等)

2.契約書に、誤解を招きかねない曖昧な記載がされている。
(例「調査は何名以内で何時間以内で行う」等)


こうした手口に共通しているのが、依頼者を丸め込もうとする姿勢です。

ぐいぐいと強引に契約を迫られると、不安になって焦ってしまい、つい契約書の内容を読み込まないままに「とりあえずサインしておこう」という気持ちになってしまうこともあると思います。

ですが、強引かつ性急に契約を迫るような場合は、契約書をしっかり読み込まれると不都合なことがある、と疑ってかかったほうがいいでしょう。


「契約書にサインしてある」という口実こそが業者には必要なのです。

たとえば「調査は3名で行う」といっていたにも関わらず、実際に調査した人が1人だったとしても、「契約書には3名以内と書いてあるから合法だ」と契約書を免罪符に正当化することができるのです。

言ってたこととやってることが違っても契約書があれば問題ない。
それゆえ悪質業者は依頼人に契約書を読ませず、早急な判断(契約)を求めようとするわけです。


探偵の悪質業者に騙されないための対策ポイント


悪徳業者の手口に引っかからないようにするには?

悪質な業者かそうでないかを見極める方法は、相手のペースに押されず自分のペースを保つこと、そしてきちんと契約書を読み込むことがポイントです。

たとえ、「急がないと証拠が取れなくなる」などと不安を煽るようなことをいわれても、決して鵜呑みにせず流されないようにしてください。

きちんと契約書を隅々まで読み、わからない部分があれば質問をして説明を求めるようにしましょう。

わからないままサインする、という事態だけは避けてください。

もし、「次の予約がある」などと急かされるような場合は、「きちんと読んでから決めたい」とはっきり伝え、いったん保留にして切り上げることです。

契約書のどこをチェックすればいい?

契約書をきちんと読み込むといっても、どんな部分に気をつければわからないという方もいると思います。
契約書を確認する際には、次のような点に注意するといいでしょう。

  1. 提示された料金に追加料金がかかるようなケースはないのか
  2. 成功報酬制の場合、「成功条件」は何なのか
  3. 成功報酬制の場合、調査期間が提示されているか
  4. 調査人数や時間が曖昧な表現ではないか
  5. キャンセル規定について

など

上記の項目については下記コラムページにも詳しく記載されており契約の際の参考になりますので、是非ご一読ください。

ホームページの謳い文句を鵜呑みにせず、よく判断を

興信所・探偵社に依頼するということは、人生に一度あるかないかだろうと思います。

それゆえに、様々なホームページを閲覧して条件の良さそうなところをピックアップするのだと思いますが、大切なのはホームページを鵜呑みにしないことです。

ホームページでは「完全成功報酬制」や「定額料金」などと口当たりのいい言葉を謳っていても、中には特別規定を設けて別途料金をふんだくろうとする悪質業者もいるのです(もちろん、言葉通りの良心的な業者もあります)。

大切なのは、実際に相談へ行った際、自身の目と耳でそれらが偽りでないかをしっかり見極めることです。

興信所や探偵社に依頼すると、それなりに大きな出費となります。
しっかりと考えて、納得のいく探偵社を見つけられるよう、この記事を役立てていただければと思います。


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