失敗しない興信所の選び方マニュアル
2004.05.20 vol.5
お久しぶりです。今回はちょっと趣向を変えて、探偵志望の人が来た話を。

先日、当社に独立して探偵になりたいという若い人が相談してきま した。
まあ探偵になりたい人は珍しくないのですが、この人が他の 探偵志望者と違っていたのは、すごく志が高かったというところ。
とても真剣な表情で「困っている人の役に立ちたい」「世の中に貢献したい」「責任感のある仕事をしたい」と語ってくれました。 そんな真剣で志の高い探偵志望者もたまにいるのですが、そうじゃ ない動機の人が実は大半だったりします。

「探偵って事件を解決し たりする格好いい仕事ですよね?」くらいの勘違いなら、まあいいです。
それより問題なのは最初から「独立したらいくら儲かるんですか?」「楽して儲ける方法ありますか?」など
お金(儲け)の話 ばかりしてくる人。こういう人には、当社もあまり真剣に相談に乗ろうとは思いません。

いちおう「かなりの営業努力は必要ですよ」 「儲けよりもお客様の信頼を大切にした方がいいですよ」と答えは しますけど、この人たちにちゃんと伝わっているのか自信はないです。
話が最初の真面目な人に戻りますが、この時は当社も詳しく説明して、逆に話も色々と聞かせてもらいました。
話をよく聞いてみると、 この人は若いけど相当な苦労をしてきた人のようでした。
「でも、 自分が苦労してきたから他の人が悩みを抱えて苦しんでいるのを放 っておけません」とは本人の主張。

探偵の世界が世間で思われてい るほど派手ではないこと、一部の悪徳業者のせいで業界全体が悪いイメージを持たれていること、営業努力の大変さなど随分とデメリットも伝えたのですが、それでも本人はやる気いっぱいでした。
結局かなり話し込み、この人は満足げに帰宅。最後まで礼儀正しく 好感の持てる人でした。

こういう人が多く探偵を目指してくれたら 、たぶん探偵業界のイメージも自然と良くなっていくと思います。
なにより今回の話から言いたいのは、探偵といっても色々な動機を 持った人がいるということです。結構、この人柄というのはパッと 見た目にも分かる場合があります。
探偵を選ぶ時は価格も調査力ももちろん大事ですが、その探偵の人柄がにじみ出てくるちょっとした仕草とか、
第一印象も気をつけて見ておくといいのではないでしょうか。

雑談中に「探偵になろうと思ったのはどんなきっかけでしたか?」と質問してみて、
その時の反応を見てみるのも有効かもしれません。 それでは、また次回お会いしましょう。

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